TOEFL · 2026年改定

TOEFL 2026 vs 旧TOEFL:形式・スコア・タスクの主な違いを徹底比較

TOEFL 2026では、全セクションにわたって大幅な変更が加えられました。このガイドでは、新しい形式と旧TOEFLを直接比較し、何がどのように変わったのか、そして今後の対策にどう影響するかをわかりやすく解説します。

LingoLeap リサーチチーム監修 · 2026年3月更新

新タスク6種類

全4セクションに導入

約1時間短縮

約2時間(旧:約3時間)

新スコア方式

セクションごとに1〜6点

ポイントまとめ

TOEFL 2026は旧TOEFLと何が違うの?

TOEFL 2026の主な変更点は4つです。①全セクションへの新タスク導入、②セクションごとのスコアが0〜30点から1〜6点に変更、③リーディングとリスニングへのマルチステージ適応型テストの導入、④試験時間が約3時間から約2時間へ短縮。

主な変更点の概要

TOEFL 2026は単なる小改定ではありません。ETSはテスト全体の構成を再設計し、全セクションに新タスクを導入、スコア方式を変更、さらに2つのセクションに適応型テストを採用しました。主な変更点は以下のとおりです。

試験時間の短縮

合計約2時間(旧:約3時間)

新スコア方式

セクションごとに1〜6点(旧:0〜30点)

適応型セクションの導入

リーディングとリスニングにマルチステージ適応型テストを採用

新タスクの追加

全4セクションに合計6種類の新タスクを導入

スピーキングの再設計

統合型スピーキングに代わり「聞いて繰り返す」タスクを導入

ライティングの新タスク

「文を作る」「メールを書く」タスクが追加

新旧フォーマット比較表

以下の表では、旧TOEFLとTOEFL 2026を主要な項目ごとに比較しています。

項目旧TOEFLTOEFL 2026
試験時間(合計)約3時間約2時間
セクションスコア各0〜30点各1〜6点
適応型テストなしリーディング・リスニング
リーディングタスクアカデミックパッセージのみ単語補充・日常生活文・アカデミックパッセージ
リスニングタスク会話・講義+応答選択・アナウンスメント
ライティングタスク統合型+独立型文を作る・メールを書く・アカデミックディスカッション
スピーキングタスク統合型4問+独立型2問(計6問)聞いて繰り返す(7問)+インタビュー(4問)
リーディング時間54〜72分約30分
スピーキング時間約17分約8分

リーディング:変更点

旧TOEFLのリーディングセクションは、長文のアカデミックパッセージ(3〜4題、各12〜14問)に特化した線形形式で、所要時間は54〜72分でした。

TOEFL 2026のリーディングは適応型に変わり、所要時間は約30分に短縮されました。従来のアカデミックパッセージに加え、2種類の新タスクが追加されています。

  • 単語補充(Complete the Words)文脈から語彙を答える穴埋め問題
  • 日常生活文(Read in Daily Life)実用的な短文テキストの読解
  • アカデミックパッセージ(Read an Academic Passage)従来どおりの長文アカデミック読解

適応型テストへの移行により、第2ステージの難易度は第1ステージの正答率によって決まります。これは難易度が一定だった旧フォーマットとの大きな戦略的違いです。

リスニング:変更点

旧TOEFLのリスニングセクションは会話とアカデミック講義で構成され、各問題5〜6問、所要時間は41〜57分でした。TOEFL 2026のリスニングは約29分に短縮され、2種類の新タスクが追加されています。

  • 応答選択(Choose a Response)新しい機能的リスニングタスク
  • アナウンスメント(Announcement)新しい短いモノローグ形式

会話(Conversation)とアカデミックトーク(講義)は引き続き出題されます。リーディングと同様に、リスニングも適応型テストになりました。

ライティング:変更点

旧TOEFLのライティングセクションは、統合型タスク(読む・聞く・書く)と独立型意見エッセイの2問構成で、所要時間は約50分でした。

TOEFL 2026のライティングは約23分に短縮され、旧タスクに代わって3種類の異なる形式が導入されています。

  • 文を作る(Build a Sentence)新しい文構築タスク
  • メールを書く(Write an Email)新しい実用的ライティングタスク
  • アカデミックディスカッション(Academic Discussion)引き続き出題(内容を更新)

ライティングは線形形式のままです。リーディングパッセージと講義の内容を統合して書く旧統合型タスクは廃止されました。

スピーキング:変更点

スピーキングセクションは、全セクションの中で最も大きく変わりました。旧形式は統合型4問(先に読む・聞くが必要)と独立型2問の計6問構成で、所要時間は約17分でした。

TOEFL 2026のスピーキングは約8分に短縮され、2種類のタスクで構成されています。

  • 聞いて繰り返す(Listen and Repeat)完全新規タスク。文を聞いてそのまま繰り返す問題が7問
  • インタビュー(Take an Interview)会話形式のオープンエンド質問4問

TOEFL 2026には統合型スピーキングタスクはありません。独立型タスクはインタビュー形式に置き換えられ、「聞いて繰り返す」は全く新しいスキル評価です。旧TOEFLスピーキングの対策テンプレートや方法論は、そのまま通用しないことに注意が必要です。

スコア:旧方式 vs 新1〜6点制

スコア方式の変更は、新旧TOEFLの違いの中で最も目に見えやすい点のひとつです。

項目旧方式TOEFL 2026
セクションスコアの範囲0〜30点1〜6点
スコアの表示数値のみ数値+習熟度レベル
大学の合格基準(例)各セクション22点以上など各セクション4点以上など
スコアの有効期限2年間2年間

旧スコアを新しい1〜6点スケールに直接換算することはできません。大学ごとに新スケールでの入学基準を設定しています。詳しくは TOEFL 2026スコアガイド をご覧ください。

対策方法を見直すべき?

旧TOEFLに向けて学習してきた方は、以下の点について対策を更新する必要があります。

新タスクを練習する

旧TOEFLの統合型スピーキングテンプレートや4問+2問の構成はもはや通用しません。「聞いて繰り返す」の正確さと、インタビュータスクに向けた会話の流暢さに集中して練習しましょう。

スピーキング対策を見直す

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適応型スコアの仕組みを理解する

適応型セクションでは、序盤の正答率が最終スコアに大きく影響します。序盤の問題で正確さを犠牲にする時間短縮策は避けてください。

引き続き活かせるスキルもある

アカデミック長文の読解力、講義のノートテイキング、語彙力、明確な発話表現は引き続き有効です。英語の基礎力は新旧どちらのTOEFLにも共通して役立ちます。

TOEFL 2026を完全攻略 — 新タスクも完全対応

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よくある質問

TOEFL 2026と旧TOEFLの最大の違いは何ですか?

最大の違いは、全セクションへの新タスク導入、セクションスコアが0〜30点から1〜6点に変更されたこと、そしてリーディングとリスニングへのマルチステージ適応型テストの導入です。また、試験時間も約3時間から約2時間に短縮されました。

TOEFL 2026は旧TOEFLより難しいですか?

難易度は受験者の強みによって異なります。「聞いて繰り返す」や「文を作る」など新タスクは短くて集中しやすいと感じる方もいれば、適応型セクションでは序盤で正答すると後の問題が難しくなるため、より負荷が高いと感じる方もいます。全体的に、新フォーマットでは旧TOEFLとは異なる対策が求められます。

旧TOEFLのスコアはまだ使えますか?

以前のTOEFL受験のスコアは、受験日から2年間有効です。有効期間内であれば、多くの大学で受け付けてもらえます。ただし、志望校がTOEFL 2026形式のスコアを必須としているかどうかを個別に確認してください。

スピーキングセクションはかなり変わりましたか?

はい、大きく変わりました。旧TOEFLのスピーキングは統合型4問・独立型2問の構成でした。TOEFL 2026では「聞いて繰り返す(7問)」と「インタビュー(4問)」に置き換えられ、タスク構成・対策方法・所要時間のすべてが大幅に異なります。

TOEFL 2026に向けてゼロから学び直す必要がありますか?

必ずしもそうではありません。アカデミック長文の読解力、講義のリスニング、まとまった発話力といった基礎スキルは引き続き有効です。ただし、新タスクを重点的に練習し、適応型スコアの仕組みを理解した上で受験に臨むことが大切です。

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